NEWS

17年9月期の連結業績予想を下方修正 梅の花


M&A費用などが経常利益圧縮

和食レストラン展開の㈱梅の花(久留米市天神町、梅野重俊会長兼社長)は17年9月期の連結業績予想を前回予想の売上高を323億900万円から310億8900万円(増減率3・8%減)、経常利益を1億8800万円から1億8700万円(同0・6%減)に下方修正した。

売り上げについては既存店の伸び悩みにより修正した。利益面ではM&Aによる子会社取得費用の増加と今年4月に新たに子会社化した㈱すし半の業績予想、システムの移行対応費および店舗改装費用の増加分を追加した。また㈱丸平商店グループの仕入れ計画が当初に比べて増加したことで、営業利益が3億9100万円から2億4600万円(同37・1%減)となり、それに伴い経常利益も計画を下回る見込み。一方、当期純利益については連結納税制度を適用するため1700万円から5300万円(同202%増)と計画を上回る見込み。

個別業績予想も売上高を122億1500万円から119億6800万円(同2%減)、経常利益を2億500万円から1億2600万円(同38・7%減)と下方修正した。食材の値上げやそれに伴う製造利益の圧縮が経常利益および当期純利益の計画を下回る見込み。

同社は1990年1月設立。資本金41億2300万円。従業員656人。2017年9月期の売上高は293億9800万円。

2017年8月22日発行