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田川市立病院に施設内用の店舗をオープン ポプラ


県内病院に8店舗目

コンビニエンスストア展開の㈱ポプラ(広島市安佐北区安佐町、目黒真司社長)は7月1日、田川市大字糒の田川市立病院内に、病院や学校など施設内の出店をコンセプトとする「生活彩家 田川市立病院店」をオープンした。

場所は診療棟に隣接する食堂棟1階。店舗面積は約120㎡。10年ほど前に食堂が閉鎖、さらに個人が運営する売店の存続が危ういことを見据え、病院側が出店するコンビニを公募、同社に決定したもの。通常のコンビニ商品のほか、医療商品や入院患者に配慮した生活用品などを豊富にそろえ、ATMや料金収納機能も取り入れている。山下鉄之九州地区本部長は「売店ではカバーしきれなかった業務が対応可能になり、ご利用いただく方々から喜んでいただけている」と話している。

同社は福岡県内において、2年ほど路面店の出店をセーブし、300床以下の病院や学生数1000〜3000人規模の学校などで同業態の展開に注力してきた。病院内への出店は県内8店舗目。そのほか学校内では昨年9月に福岡女学院看護大学(古賀市千鳥1丁目)、4月に福岡女子短期大学(太宰府市五条4丁目)の2校に出店している。

2017年8月16日発行