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受注増で売上高は68億5700万円 FCホールディングス


今期は増収減益見込む

交通・都市など調査・計画・設計コンサルタントを手掛ける㈱福山コンサルタント(福岡市博多区博多駅東3丁目、福島宏治社長)の持ち株会社、㈱FCホールディングス(同)の2017年6月期連結決算は、売上高が68億5700万円、経常利益が7億1400万円だった。同社は今年1月4日に単独株式移転で設立されたため、前期との比較はない。

売上面ではコンストラクション・マネジメント(CM)業務と環境マネジメント業務および熊本地震の復旧・復興関連の受注増を背景に、受注高は64億8700万円となった。利益面は増収や採算性の改善により、営業利益は7億1500万円、当期純利益は4億3600万円となった。今期は売上高が前期比0・6%増の69億円を見込むが、利益面については大規模調査業務の受注による再委託費の増加や企業グループ全体の成長を加速するための人員増強と働き方改革関連施策費、研究開発費の積み増しなどを予定した結果、営業利益が同23・1%減の5億5000万円、経常利益が同23・0%減の5億5000万円、当期純利益が同31・2%減の3億円を見込んでいる。

2017年8月16日発行