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11月、北九州市で感染症に関する国際会議  日本医師会・日本獣医師会    40カ国から500人が参加予定


 日本医師会(横倉義武会長)、日本獣医師会(藏内勇夫会長)と世界獣医師会、世界医師会は11月、北九州市のリーガロイヤルホテル小倉で「第2回 世界獣医師会-世界医師会『One Health(ワンヘルス)』に関する国際会議」を開催する。
 「ワンヘルス」とは人と動物の健康と環境の保全を推進するため、関係する医師、獣医師などの専門家が連携し、一体で取り組む必要があるとする理念で、会議では人と動物の共通感染症対策について協議する。特別講演のほか、狂犬病や重症急性呼吸器症候群(SARS)、中東呼吸器症候群(MERS)をはじめとする人と動物の共通感染症の現状と課題、薬剤耐性菌の動向と課題などに関するセッションを予定している。日程は11月10日、11日の2日間で、40カ国から500人が参加予定。
 後援する県保健医療介護部では「県や北九州市の魅力を国内外に発信する機会として期待している。医師会や獣医師会、北九州市と連携して準備を進めていきたい」と話している。