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篠栗町と福祉、子育てで包括連携協定 エフコープ生協


うきは市に次ぎ2番目

エフコープ生活協同組合(粕屋郡篠栗町、篠田陽二理事長)は8月2日、本部がある篠栗町と包括連携協定を結んだ。

自治体との連携協定はうきは市に次いで2番目で、地域社会の発展のため、両者の人材、知識、サービスなどの資源を活用して協力する。具体的な連携事項では地域福祉の振興に関すること、子育て・教育に関すること、健康づくり・食育に関すること、くらしの安全・安心に関すること、防災対策に関すること、地域農業の振興に関すること、その他必要と認める連携を挙げ、特に地域福祉の振興と子育て・教育について力を入れる。すでに障害者福祉に関しては、エフコープがシイタケ栽培、雑貨販売、作業受託で就労継続支援A型事業所を運営しており、さらに雇用契約を結ばず授産的な活動を行う就労継続支援B型を併設することで多機能、多面的に支援を図る。また、篠栗町の施設などを活用して福祉サービス事業所の設立から障害者の就労、居住、子育て、相談支援の検討を進める方針。子育て・教育に関しては、課題が多岐にわたるため、町が必要としているものとエフコープが進めるものを具体化に向け意見交換を進め、学童保育については運営受託に向けた協議を進める。

2017年8月8日発行