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自社開発アプリ、AIを年内導入 Good不動産


チャット機能など搭載

総合不動産業の㈱Good不動産(福岡市中央区大名1丁目、牧野修司社長)は、年内に自社開発のスマートフォン向けアプリと人工知能(AI)を使ったシステムを導入する。

業務効率の改善と顧客サービスの拡充を図る。アプリは同社に管理を委託しするオーナー向けで、スマホやタブレット、パソコンに専用アプリをダウンロードすると、問い合わせや入退去の状況、工事報告、送金明細データなどを画面上で確認することができる。オーナーと担当者が会話するチャット機能も備える。AIは個人情報向けサービスとして導入し、転居を検討している人がWEB上で条件を入力すると、AIが条件に合った物件を同社の管理物件から探し出して送信する仕組み。同社では「店舗でスタッフが対応している業務をAIが実施することで、店舗での接客サービスの向上につなげたい」と話している。

同社は2009年3月設立。資本金は9000万円。従業員数は83人。売上高は20億円(2017年4月期)。

2017年8月8日発行