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会社統合などで経常益は50%増 ロイヤルHD


中間期

ロイヤルホールディングス㈱(福岡市博多区那珂3丁目、黒須康宏社長)の17年12月期の中間連結決算は、売上高が前期比1・4%増の651億3900万円、経常利益が同49・8%増の23億800万円で2期ぶりの増収増益となった。

閉店が主因で外食事業がやや落ち込んだものの、新規開業効果や既存施設の稼働が好調だったホテル事業がけん引し6期連続の増収。利益面でも高稼働率を維持したホテル事業や、インバウンドの好調が続く機内食事業において会社統合後の業務効率化などが進み、営業利益は同47・1%増の21億9500万円で、経常益とともに大幅増となった。

通期は売上高が1335億円(同0・4%増)、経常利益は56億円(同7・6%増)の増収増益を見込んでいる。

 5ホテルでスマホの無料レンタルサービス開始

また同グループでホテル事業を担うアールエヌティーホテルズ㈱(東京都世田谷区、成田鉄政社長)は、8月1日から「リッチモンドホテル」の宿泊者向けにスマートフォンの無料レンタルサービスを開始した。

名称は「Handy(ハンディ)」。宿泊者は客室に備え付けられたスマートフォンで、客室内での内線電話利用をはじめ、外出先でも無料無制限で国内・国際電話(6カ国)とインターネット通信が利用できる。

同日に「リッチモンドホテル」のプレミア東京押上、プレミア浅草、8月下旬にプレミア仙台駅前、プレミア武蔵小杉、浅草で先行導入し、以降は首都圏をはじめ各地のインバウンドゲストが多いホテルから順次導入を進めていく。

2017年8月8日発行