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福銀保証付きの私募債5000万円を発行 野田電機


九州外の拠点開設も視野

電気機器卸売の野田電機㈱(福岡市東区多の津4丁目、野田憲嗣社長)は5月25日、福岡銀行保証付きの私募債5000万円を発行した。

今回が3回目の社債発行で、期間は5年。同行によると、私募債発行で無担保かつ固定・低利での長期安定資金の調達が可能となるほか、財務内容の健全性や成長力などを社内外にアピールできるメリットがあるという。野田社長は「今後は東京など九州外への拠点開設も視野に入れている」と話している。

同社は1963年4月創立。資本金1500万円。従業員41人。家電製品・照明器具・エアコンを3本柱に九州一円の小売店や工事店を対象に納入している。創業当初から量販店との取引は一切なく、いわゆる「街の電気屋」、「ガス屋」などを主要取引先とする。2016年2月期の売上高は24億4500万円で、今期は28億円を目指している。

野田社長は福岡市早良区出身。1959年11月22日生まれの59歳。西南学院大学商学部卒。趣味はスポーツ観戦。

2017年7月18日発行