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配電機器事業を横浜市の電力機器卸会社に譲渡  安川電機    ロボット等コア事業に注力のため


 株式会社安川電機(北九州市八幡西区黒崎城石、小笠原浩社長)は、同社内の配電機器事業を横浜市の電力機器卸ティケイディ株式会社(片岡富士男社長)に譲渡する。4月21日予定。
 配電機器事業を簡易新設分割して設立する「配電機器カンパニー株式会社」に承継し、同日付でティケイディに配電機器カンパニー株式会社の株式100%を譲渡する。中期経営計画「Dash25」の実現に向けてロボットやモーションコントロールといったコア事業に注力するのが狙い。配電機器事業は主に九州電力向けに柱上開閉器を製造販売していた。16年3月期時点での同事業売上高は9億8300万円。簡易新設分割して設立する配電機器カンパニー株式会社の従業員は20人を予定する。
 ティケイディは2000年9月設立。資本金6800万円。安川電機グループ会社の安川コントロールの取引先。