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外国人入国者数は前年比31・4%増の372万人  九州運輸局    5年連続で過去最高を更新


 九州運輸局(佐々木良局長)が3月7日に発表した昨年1月―12月までの外国人入国者数は、前年比31・4%増の372万1122人と5年連続で過去最高を更新した。
 継続的なプロモーション活動による訪日旅行の関心が継続的に高まっていることに加え、ビザ緩和や消費税免税制度の拡充、Wi-Fiや多言語表記など受け入れ環境の強化などが追い風となったことや、九州内各空港へのLCCの就航、中国を発着するクルーズ船の寄港数が増加したことも大きな要因としている。国・地域別では韓国が前年比14・2%増の138万8093人、中国が同4・6%増の20万7800人、台湾は同6・9%増の29万7748人、香港は同31・8%増の18万6872人と前年増となった一方、タイは同15・9%減の5万1149人、シンガポールは同12・3%減の1万3922人と前年を下回った。大部分が中国発着とされる船舶観光上陸(クルーズ船)の入国者数は前年比約1・8倍の141万1646人だった。