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業務連携に関する覚書を締結  福岡県と県信用保証協会    「新規創業資金」の保証料をゼロに


 福岡県(小川洋知事)と福岡県信用保証協会(福岡市博多区博多駅南2丁目、牛尾長生会長)は3月30日、「創業支援に係る業務連携に関する覚書」を締結した。
 円滑な連携、協力のもと、条例および基本計画に基づき、県経済に新たな活力を生み出す創業を支援することで地域経済の活性化を図る狙い。県と保証協会は、金融支援などの創業支援にあたり、適宜、協議や情報交換を行い、連携した取り組みを実施する。その一環で4月1日から、県制度融資の「新規創業資金」に必要な保証料(0・7%)を、県と保証協会が折半して負担することで、中小企業の負担をゼロにする施策を開始。併せて融資利率を従来の1・6%から1・3%に引き下げた。これにより創業時の資金調達の負担を軽減し、県内全域での創業を促進していく。同資金の融資限度額は1500万円。期間は運転資金7年以内、設備資金10年以内。