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18年度までに売上高291億円目指す中計  ウチヤマホールディングス    営業利益は9倍に


 介護事業の株式会社さわやか倶楽部、カラオケ店や飲食事業の株式会社ボナーの持ち株会社、株式会社ウチヤマホールディングス(北九州市小倉北区熊本2丁目、内山文治社長)は、2019年3月期までの中期経営計画を策定した。
 前中計で実施した各事業の課題抽出と対策を受けて、高齢者介護施設の新規開設や、M&Aによる企業規模の拡大、新規事業への参入を図っていく。19年3月期の売上高291億円(16年3月期比22%増)、営業利益11億6000万円(同期比9倍)を目指す。
 事業別では介護事業が既存施設入居率90%以上、新規13施設の開設を計画。カラオケ事業はドミナント展開を強化し、15店を新規出店していく。飲食事業では不採算店を地域の特性や競合などを踏まえて、新業態や既存業態に変更を推進するほか、2014年から進出しているタイでの出店強化、および東南アジア他国への展開も検討する。内山社長は「将来的な連結売上高1000億円、営業利益100億円達成に繋げるため、体制の基盤を整えたい」と話している。