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「あまおうアイスクリーム」を販売  古賀茶業    八女玉露とセットで地産地消がテーマ


 八女茶の製造、卸売業の古賀茶業株式会社(みやま市瀬高下庄、古賀さと子社長)は6月6日、県産イチゴ「あまおう」を使用したアイスクリームを開発、15年前から販売していた「八女玉露アイスクリーム」とセットで販売する。
 店舗で購入する客層やギフト商品の送付先に女性が多いことや、玉露以外の県産品を原材料にしたアイスクリームを開発することで、地産地消による相乗効果を狙う。八女玉露、あまおうそれぞれ4個ずつのセットで販売し、価格は3240円。6月6日から8月7日まで、岩田屋三越のギフトセンターで販売し、期間終了後は同社のオンラインショップで販売する。
古賀社長は、「玉露アイスクリームとの色合いやバランスを考え、福岡県産、100%にこだわった商品。お茶を使用しない商品は当社で初めてだが、今後も伝統を受け継ぎながら新たな商品の開発に力をいれていきたい」と話している。
 同社は1938年5月創業。資本金1・800万円。売上高は16億円。従業員は30人。
八女茶の製造、卸売のほか、緑茶を原料にした和紅茶のスパークリングサイダーなども販売している。