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7月1日付で持ち株会社制に移行  えん    社名を「えんホールディングス」に


 投資家向け資産運用型マンション販売の株式会社えん(福岡市中央区大名2丁目、原田透社長)は7月1日付で持ち株会社制に移行。社名を「株式会社えんホールディングス」(同所、同社長)に変更する。
 将来の事業承継を見据え、各事業部門を分社化し意思決定権を移譲することで人材育成と経営のスピード化を目指す。えんホールディングスは管理業務と仕入れ部門を担当。また事業会社は居室管理・修理・リフォーム業全般の「株式会社えん賃貸管理」(同社長)、仲介業務全般・賃貸店舗運営・賃貸物件の紹介業の「株式会社えんコーポレーション」(同社長)、投資物件販売業の「株式会社えん」(同社長)、マンション管理業の「株式会社えん建物管理」(同社長)、システム開発・保守の「株式会社えんシステム」(金内里美社長)の5社を同日付で新設。事業を細分化した新体制のもと、今後はグループ力を生かした展開でさらなる事業拡大を図る。
 同社は1989年11月設立、資本金は1億円、売上高は157億1846万円(2015年12月期)、新体制後のグループ従業員数は172人(予定)。