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展望台専用ガイドアプリのサービス開始  福岡タワー    5言語対応


 福岡タワー株式会社(福岡市早良区百道浜2丁目、鶴田徹社長)は3月31日、展望室専用のガイドアプリ「フータなび」のサービスを開始した。
 同所でオリジナルのアプリを配信するのは初めて。昨年度の外国人展望者数が過去最高の17万人を達成したことから、多言語対応かつ充実した機能を持つコンテンツの配信を提案した。対応言語は日本語、英語、韓国語、中国語(繁体字・簡体字)の5言語。展望室から見える景色の説明や、昼夜2パターンの景色の切り替え表示ができる「パノラマ展望ガイド」のほか、タワーオリジナルスタンプを使った記念写真が撮影できる「タワーカメラ機能」、プレゼントが当たるミニゲームの「フータガチャ」の3つの機能を持つ。また、同アプリは無線の小型電波発信機“ビーコン”を活用して情報を配信するシステムを採用しており、室内に設置された4つのビーコンから位置情報をキャッチされたスマートフォンに自動的に同所の情報が発信される仕組みとなっている。
 亀川健太郎総合企画プロジェクトチーム総合企画課長は、「敷地内ではなく、展望台だけに範囲を絞り、登っていただいた方だけがご利用いただけるサービスを企画した。感謝の気持ちをサービスの充実で伝えていきたい」と話している。