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学生支援事業「学生専門不動産」スタート  G-one    秋に福大周辺に新店舗


 賃貸物件の仲介、売買などを手掛ける株式会社G-one(福岡市中央区天神3丁目、海辺義一社長)は4月1日、新事業として学生支援事業「学生専門不動産」を開始した。
 新入学生からの物件や周辺地域の問い合わせが増えるこの時期に合わせ、市内大学周辺の物件、管理会社、飲食店や公共施設などの情報を自社メディア「学生専門不動産」を立ち上げ発信する。サイトは5月にオープン予定で、各大学の専門ページをつくり、情報に対してコメントやSNSを用いて拡散できるようにする。
 また、同社は9月をめどに福岡大学(福岡市城南区七隈8丁目)周辺で同社初の賃貸仲介店をオープンする計画で、現在物件を選定中。同店舗では一般的な周辺地域物件紹介のほか、カフェを併設することで交流の場を形成。10人程度収容可能なコワーキングスペースを導入し、同所で企業による説明会やセミナーなど就職活動向け施設として展開する予定。その後順次、九州産業大(同市東区松香台2丁目)や西南学院大学(同市早良区西新6丁目)といった福岡市内大学周辺に同様の店舗開設を目指す。
 海辺社長は「ウェブサイトは大学ごとに作る予定。管理会社の空室対策になることも期待できる。同事業を通じてさらなる集客と学生の大学生活や就活支援に役立ちたい」と話している。
 同社は2014年1月設立。資本金300万円。従業員10人。