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熊本市に自社最大級の店舗  タケシタホールディングス    社員40人体制へ


 福岡県内を中心に調剤薬局を展開するタケシタホールディングス株式会社(北九州市小倉北区馬借2丁目、竹下正大社長)は4月3日、熊本市中央区大江3丁目のくまもと森都総合病院前に店舗面積が自社最大級の「熊本店」をオープンした。
 同病院の移転に伴い、同区新屋敷1丁目の「新屋敷店」を移転し名称変更したもの。今年8月には大腸肛門科の高野病院も近隣に移転してくるため、同社の薬局で過去最大規模の処方せん応需枚数月8000枚を見込む。場所は大江小学校北側。敷地面積は760平方m。建物は2階建てで1階の薬局が400平方m、2階の託児所が244平方m。職員は当初約30人で、近隣に高野病院が移転してくる8月までに医療事務26人、薬剤師14人の計40人体制を目指す。投薬カウンターには患者のプライバシーに配慮したすりガラスを設置。椅子は大腸肛門科の患者に向けたバーチェアも取り入れている。駐車スペースは6台分。営業時間は午前8時から午後6時。
 また、同社は4月7日、熊本市に熊本地震の被災者に対する義援金100万円を寄付した。竹下社長は「当社の職員に自分たちが働いて得たお金が地域の役に立っていることを実感してほしい」と話している。
 同社は1981年4月創業。2017年2月設立。資本金500万円。従業員400人。店舗数36店、2016年3期の売上高は200億円。竹下社長は1975年9月4日生まれの41歳。摂南大学薬学部卒。趣味はギター、バイク。