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百道1丁目に同社初の3階建ての集合邸宅  新栄住宅    ガレージ付で全戸110平方m以上


 福岡市中央区大名2丁目の地場大手マンション開発・新栄住宅株式会社(木庭律明社長)は、同市早良区百道1丁目に3階建て集合邸宅を建設している。
 場所は地下鉄藤崎駅の北側、百道小学校東側の住宅地の一画。敷地面積は508平方mで、延べ床面積は899平方m。供給戸数は6戸で、間取りは3LDKと4LDK。間取りは各戸違うが、すべて1階に乗用車2台分のガレージを設け、2階にリビングと浴室、キッチンを配置した3フロア構造。専有面積はガレージを除き110平方m以上を確保する。また、床材には無垢のモミの木を採用。ガレージは専有使用で、使用料は無料となる。名称は「エ・メゾン百道」。完成は今年8月上旬で、入居開始は8月中旬。6月4日からは本社ビル3階に販売事務所は置き、2戸限定で先行販売を始めた。価格は7390万円(税込)から。設計・管理は株式会社H.S.R.プランニング。施工はパナソニックES建設エンジニアリング株式会社。
 同社は昨年4月、不動産事業本部内に「事業プロジェクト推進部」を設置。マーケティング調査を軸に新事業の可能性を探ってきた。今回のプロジェクトはその一環で、「戸建てでもマンションでもなく、分類的にはタウンハウスに入る開発物件。福岡を代表する文教地区の限られた敷地を有効活用するため、新しい住まいの提案として初の試みになる」と話している。