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博多駅前3丁目にラボ開設 ニワカソフト


総工費5500万円

SEO・マーケティング、イーコマース事業のニワカソフト㈱(福岡市中央区清川1丁目、古賀聡社長)は7月18日、同市博多区博多駅前3丁目にものづくりの拠点としてラボを開設する。

名称は「ニワカラボ(仮称)」で、場所は博多区役所南口交差点の南東「ブルク博多ビル」地下1階。延べ床面積は約280㎡。強化ガラスで囲われたロボット操縦スペースを中心に、コワーキングスペース、金属裁断機や3Dプリンターを備えた防音の加工作業エリアなどを整備し、ロボット開発や試作品製作などに活用する。総工費は約5500万円。同社は中国で開催されるロボットの競技大会「ロボマスターズ」への出場を目指しており、開設後しばらくは同大会へ向けたロボット開発に利用する。年内にも会員制で外部利用者の受け入れを開始する予定。同社は「反響を見ながら運営に関する規約や環境を整え、ものづくりをしたい人たちを広く受け入れていきたい。今後はロボットの大会の自社運営やパーツ販売を企画しているほか、セミナーや子供向けロボット教室などにも活用したいと考えている」と話している。

同社は2012年9月設立。資本金500万円。従業員数17人。

2017年7月11日発行