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早良区百道2丁目に和食居酒屋  K&S    同社出店は2店舗目


 飲食店運営の株式会社K&S(福岡市博多区祇園町、白仁田政信社長)は6月1日、同市早良区百道2丁目に和食居酒屋「鮮度魚来 かさね」をオープンした。同社の出店は、昨年11月開店の「焼き鳥とワイン 萬鳥(ばんちょう)」(博多区)に次いで2店舗目。
 場所は福岡市営地下鉄空港線藤崎駅近くの、明治通り沿い「早良口」交差点そば。店舗面積は約50平方m。オープンキッチン式のカウンター14席、2人掛けの小上がりが2つの計4席、4人テーブル席が5つの計20席で、全38席。大小宴会や法要・慶事などにも対応する。客単価は4000円。店内には生けすを備え、魚介類や野菜を使った料理を中心に提供する。店主の吉崎渉さんは関西での修行を経て、2014年ミシュラン一つ星店の割烹「しらに田」に入店。鮮魚の姿造りなど日本料理の技術を生かした30~40種類のメニューを提供する。従業員数は10人。営業時間は昼が午前11時30分から午後2時(オーダーストップ)、夜は午後5時30分から午後10時(オーダーストップ)で、午後11時閉店。定休日は日曜日で、7月1日から木曜日が定休日となる。予約は夜のみ可能。7月からランチコース(3000円~、要予約)をスタートする予定で、同月からは昼の予約も受け付ける。
 吉崎さんは「約20年間和食一筋で、旬の食材の味を生かす調理法を心がけている。店舗づくりでは、全席掘りごたつでカウンターにもゆとりを持たせた。四季の味をゆったりと楽しんでほしい」と話している。
 同社は、しらに田のグループで独立を支援する会社として2015年7月に設立した。従業員数は13人。吉崎さんは宗像市出身。1978年8月13日生まれの37歳。趣味は読書。