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地場企業やエンゼル投資家から2億円調達 エフベンチャー有限責任事業組合


IT起業家向けファンド

ITベンチャー向けの投資ファンド・エフファンドを組成するエフベンチャー有限責任事業組合(福岡市博多区・両角将太代表パートナー)は6月23日、創業期のスタートアップ投資を目的とした1号ファンドで約2億円を調達、すでにスタートアップ企業8社に出資を決定していると発表した。

ファンド名は「エフベンチャーズファンド1号」。出資者はふくおかFGのベンチャーキャピタル・株式会社FFGベンチャービジネスパートナーズ(同市中央区大手門1丁目、福田知社長)、西日本シティ銀行(同市博多区博多駅前3丁目、谷川浩通頭取)など地場企業8社をはじめ、創業間もない企業に対し資金を供給するエンゼル投資家3人。投資先は公表していないが、福岡や大分など九州内の起業家のほか、福岡で起業を計画している東京出身の起業家らに500万円~1000万円程度の出資を決めている。

同ファンドは16年2月設立。ITベンチャーのスタートアップに特化したファンドを組成するため、地元企業やエンゼル投資家の個人から出資を募集していた。

2017年7月4日発行