春吉3丁目に新ブランドのもつ鍋店　やまや食工房

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福岡限定

明太子メーカー株式会社やまやコミュニケーションズ子会社で飲食店展開の株式会社やまや食工房（福岡市東区松島5丁目、清水圭社長）は6月16日、同市中央区春吉3丁目に新ブランドのもつ鍋店をオープンした。

店名は「博多もつ鍋やまや 月庭　西中洲店」で、福岡限定の店舗。国内外からの旅行者に向け、既存店同様のもつ鍋や明太子を使用した郷土料理に加え、限定メニューとして国産黒毛和牛や海鮮などの鉄板料理を提供する。さらにシックで高級感のある内装とした。場所は国体道路沿いのパチンコ店「玉屋本店」2階で店舗面積は約221平方m、客席数は92席。ターゲット層はサラリーマン、OL、ファミリーで、ランチタイムは鶏のから揚げ明太風味定食（1000円）やもつ鍋定食（1850円）など辛子明太子、辛子高菜、ご飯が食べ放題の定食を、ディナータイムはもつ鍋あごだし醤油味（一人前、1456円）、できたて明太（同、961円）などを提供する。客単価はランチ1000円、ディナー4000円を見込み、初年度の売り上げ目標は1億2000万円。営業時間はランチ午前11時~午後2時、ディナー同5時~同11時。スタッフは山邊健二店長を含む約40人。同社では「旅行者が限られた滞在期間中に博多や九州を満喫していただけるメニューを開発した。また店舗は天井が高く窓から月夜や夜景が楽しめるほか、食事の後も福岡の街を楽しんでいただけるロケーション」と話している。

同社は2003年2月設立。資本金1億円。従業員約400人。もつ鍋店を国内39店舗、韓国3店舗、米国1店舗のほか、イタリアンバールや焼き肉店などを国内外で展開する。

2017年6月27日発行