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3月期は6・4%増収の188億3273万円 にしけい


労務費増で経常利益は6・1%減に

株式会社にしけい(福岡市博多区店屋町、折田康徳社長)の2017年3月期決算は、売上高が前期比6・4%増の188億3273万円、経常利益は6・1%減の11億4145万円だった。

全部門の売り上げが伸びて増収となったが、労務費の増加などで減益となった。部門別に見ると、一般部門の売上高は常駐警備が増加して5・4%増の106億1501万円、空港保安部門も単価値上げと業務拡大で10・3%増の56億9974万円、現金輸送部門も新規受注で2・1%増の25億1798万円と前年を上回った。

今期も全部門で売り上げ増を見込み、売上高は0・6%増の189億3770万円、経常利益は社員の処遇見直しによる労務費の増加を見込んで、3・4%増の11億8000万円と小幅な増益予想となっている。

2017年6月27日発行