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研修講師間の情報、技術共有促すポータルサイト きづくネットワーク


コンテンツ売買やSNSでの交流促す

組織の育成力向上に関するコンサルティング事業に携わる株式会社きづくネットワーク(福岡市中央区天神4丁目、武田義昭社長)は6月1日、講師の情報交換ポータルサイト「講師プラットフォーム」を開設した。

研修やセミナーを実施する講師、コンサルタント、士業に関わる人が、情報収集やプログラム開発、コンテンツ作成にかかる工数削減から情報強化を目的に開設したもの。個人で制作した研修用のテキストやワークシート、実施ガイドなどのコンテンツやツールなど知的財産を売買できるのも特徴で、フリーランス講師の安定した収入確保も支援する。

同サイトでは研修プログラム売買のほか、情報、サービスの一元化、講師間の交流などのコンテンツを設けており、無料会員は情報確認と研修プログラムの購入、有料会員は、プログラムの出品、およびソーシャル・ネットワーク・サービスを活用した講師同士の情報交換ができる。有料会員は入会金5000円、月会費3000円。武田社長は「講師の成長を後押ししつつ、研修、セミナー実施の時間、空間、コンテンツの制約を縮小し、企業の規模や場所、法人、個人に関わらず、最高の育成を実施できる社会を目指したい」と話している。

同社は2011年1月設立。資本金300万円。従業員1人。武田社長は松山市出身。1974年7月14日生まれの42歳。岡山大学経済学部卒。趣味はテニス。

2017年6月20日発行