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熊本駅前にカプセルホテルオープン 九州レップ


全114ベッド

不動産業の九州レップ株式会社(福岡市中央区渡辺通4丁目、白砂光規社長)のグループ会社が7月1日、熊本市西区春日1丁目の商業施設「くまもと森都心プラザ」1階にカプセルホテル「ホテル ザ ゲート クマモト」をオープンする。

同社が区分所有する入居テナントが2016年12月に退去したのに伴い、駅前再開発の将来性に着目し、これまで手掛けてきた大型コンセプトシェアハウスのノウハウを生かしてホテル事業をスタートするもの。運営は同月に立ち上げたコミュニティラボ株式会社(同所、同社長)が担う。

ホテルは991平方mのフロアに65室、114ベッドを置く。宿泊スペースは個室(48室)、2人部屋(8)、4人部屋(5)、6人部屋(2)、10人部屋(1)で構成し、バーやマッサージサービスなどで共有スペースの充実を図っている。平日の利用料金は個室3400円(税別)、相部屋2900円(同)。ビジネスユースを中心に平均稼働率85%を目指す。スタッフは地元採用の15人。白砂社長は「設備はカプセルホテル型だが、ビジネスホテル同様の立地の良さ、スタッフとの交流に重点を置くゲストハウスの良さを取り入れたハイブリッド型ホテル。ホテルでの新しい過ごし方を提案していきたい」と話している。

九州レップは2010年5月設立。資本金1000万円。従業員6人。コミュニティラボは資本金300万円。従業員16人。

2017年6月20日発行