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売上高は38%増の7億700万円 アイフリークモバイル


利益面も黒字化

モバイルコンテンツを開発する東証ジャスダック上場企業、株式会社アイフリークモバイルの17年3月期決算(単体)は、売上高は前期比38・0%増の7億700万円、経常利益は400万円(前期は600万円の赤字)で増収黒字化となった。

昨年8月に事業化したシステム開発の請負や人材派遣などの提案事業、「コンテンツクリエイターサービス(CCS)」が今年1月に労働者派遣事業の許可を取得して本格稼働。セグメントで2億759万円の売り上げを計上し、増収をけん引した。また、主力のモバイルコンテンツ事業でも限定コンテンツの配信や他社とのコラボレーションが一定の効果を挙げたほか、絵本配信事業などの成長もあって事業を黒字化。当期純損益は100万円の黒字(前期は9700万円の赤字)に転換した。

今期の見通しでは、売上高は前期比33・0%増の9億4100万円、経常利益は同約6・3倍の2500万円を見込む。前期途中から始動した新規事業の期を通じた売り上げの確保や、既存コンテンツの3D、VRへの対応などを軸に業績の伸長を目指すという。

2017年6月13日発行