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社会人サッカークラブ十勝FCの運営権取得 リーフラス


将来的なJリーグ参入目指す

各種スポーツスクールの運営受託、スポーツイベント企画のリーフラス株式会社(福岡市博多区博多駅南1丁目、伊藤清隆社長)は5月12日、社会人サッカークラブの十勝FC(帯広市)の運営権取得を発表した。運営権の譲渡は4月23日付。

昨年12月に前身の十勝フェアスカイFCの運営主体が運営難からチーム解散の方針を示したことで、一般社団法人十勝地区サッカー協会が新たな運営主体を探していた。北海道内にJFLチームがないことや同クラブの実績、芝生のサッカー場が多くある充実した環境面などから運営権取得に至った。運営主体となる新会社を設立し、2018年に向けて新監督や元Jリーガーの選手補強に取り組んでいく。26年シーズンのJ3リーグ参入とともに、クラブを中心とした十勝・帯広地区のスポーツ振興と地域活性化を目指していく方針。

同社では「十勝・帯広地区はスポーツ施設が充実しており、スポーツを軸にした街おこしが実現できると考えている。そのためにも地域に愛され、Jリーグを目指すチームに育てていきたい」と話している。

同社は2001年8月設立、資本金1億6190万円、従業員数650人。売上高52億円(グループ合計)。全国でサッカー、野球、バスケ、陸上などのスクールを展開。会員数は4万3000人。

2017年6月13日発行