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ホークスタウンモール跡の再開発に着手 三菱地所


8年秋「マークイズ」開業

三菱地所株式会社(東京都千代田区、吉田淳一社長)は6月1日、福岡市中央区地行浜2丁目のホークスタウン跡地再開発に着手した。商業施設「マークイズ福岡ももち」と2棟の分譲タワーマンションからなり、商業施設は18年秋の開業、マンションは20年度下期までに完成する予定。

同社は一昨年、同モールを所有するシンガポール政府投資公社から信託受益権を取得。開発の準備を進めてきた。商業施設の敷地面積は4万2300平方mで、店舗は4階建てで面積は4万8000平方m、同社最大規模の商業施設となる。1階はスーパーマーケットを中心とした食品ゾーン、2階はファッション・雑貨を集積した都市型ライフスタイル提案のフロアとライブホール「Zepp Fukuoka」、3階はフードコート、レストランとカジュアルファッション、キッズアパレル・雑貨など、4階はシネコン「ユナイテッド・シネマ福岡」と大型物販店舗、各種サービス店舗などを集積する。店舗数は150~200店舗を計画しており、約1300台収容の駐車場を併設する。なお店舗2階部分は、よかトピア通りの歩道橋と直結し、隣接するヤフオクドームともペデストリアンデッキを新設して連結する計画。開業後は関連会社でイムズを運営している三菱地所リテールマネジメント株式会社が運営する。

マンションの敷地は1万2100平方m、2棟とも地上28階地下1階建てで総延べ床面積は7万2300平方m、総戸数は578戸1期棟は17年度下期着工、19年度下期完成、2期棟は18年度下期着工、20年度下期完成の予定。関連の三菱地所レジデンス株式会社が販売する。

2017年6月13日発行