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来年2月、みやま市に新拠点開設  いすゞ自動車九州    総投資額10億円


 大型・小型トラックの販売・修理、部品販売のいすゞ自動車九州株式会社(福岡市東区東浜1丁目、蛭間淑雄社長)は来年2月、みやま市瀬高町大江に新拠点としてみやま支店を開設する。総投資額は約10億円。
 県南の拠点だった柳川営業所は手狭で大型車の整備が難しかったため、拡大と利便性の向上を図る。場所は「みやま柳川IC」そばで、敷地面積約1万1000平方m。大型車5つ、小型車4つの整備ストールのほか、洗車、板金、塗装など合計13ストールを備える。拠点規模としては中規模だが、大型・小型トラック、バスなど取り扱い全車種の販売やメンテナンスに対応し、初年度は約300台の販売を目指す。また、現地での雇用も含めて40人程度を採用する方針。
 蛭間社長は「デザインや好みを重視する乗用車と比べて、トラックなどの商用車は耐久性、機能性、メンテナンスが求められる。ユーザーのさまざまニーズに対応できる拠点として活用してもらいたい」と話している。
 同社は1959年9月創業、資本金1億円、従業員数1010人。売上高680億円(16年3月期)。
 蛭間社長は東京都出身。1959年11月6日生まれの56歳。中央大学卒。趣味は読書。