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クラウド会計導入コンサルの合同会社を設立 佐藤修一公認会計士事務所の佐藤代表


来年めどにグループ化

佐藤修一公認会計士事務所(福岡市中央区渡辺通2丁目)の佐藤修一代表は5月26日、クラウド会計導入コンサルティングの「合同会社CМA」を設立した。

同事務所で注力してきたクラウド会計の提案サポート事業を分社したもの。「公認会計士事務所というとっつきにくいイメージを払拭することで提案しやすくする」(佐藤代表)ことが狙いで、4月初旬に事務所を移転したことを機に以前から構想していた法人化に踏み出した。今後は、クラウド会計にすることで税理士による書類待ちがなく、オンライン上で素早く経営状況が確認できることなどを強みに顧問先以外への提案を強化。また、現在は福岡県内を中心に手掛けているが、今後は九州全域まで提案エリアを拡大する。資本金は50万円。代表社員は佐藤代表が務め、来年めどにグループ化する計画。佐藤代表は「福岡ではクラウド会計のニーズがかなり高まっている一方で、九州他県ではまだ定着していない。今回の法人化を機に、九州全域で提案を強化していきたい」と話している。

同事務所は2013年8月開業。現在、会計士や税理士、中小企業診断士など含む10人が在籍している。佐藤代表は筑後市出身。1981年5月14日生まれの36歳。西南学院大学商学部商学科卒。趣味は映画観賞、読書。

2017年5月30日発行