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上場後初の決算は売上高224億円で増収増益 力の源ホールディングス


国内外で32店オープン

ラーメン店「博多一風堂」経営、飲食関連コンサルティングなどの株式会社力の源ホールディングス(福岡市中央区薬院1丁目、清宮俊之社長)の2017年3月期決算は、売上高が前年同期比7・5%増の224億3000万円、経常利益は同25・3%増の5億3900万円で増収増益となった。

国内では主力のラーメン店「一風堂」ブランドと「RAMEN EXPRESS」ブランドを19店オープンしたほか、福岡の老舗うどん店「因幡うどん」4店運営の株式会社因幡うどんを子会社化し、新店舗1店を出店、「イチカバチカ」ブランドでも2店を出店した。海外ではフランス・パリに1店、シンガポールに2店を出店し、ライセンス契約形態で7店を出店している。これらの結果、17年3月期末の店舗数はライセンス契約形態を含み、国内133店と海外65店の合計198店舗となった。

同社では「変わらないために変わり続けるという経営理念のもと、ラーメンを中心とした日本の食文化を世界に伝えるべく、国内外への新規出店を積極的に進めていく」と話している。

同社は1986年10月設立、資本金9億2320万円、従業員数523人。

2017年5月30日発行