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6月20日熊本・大分支援特待生制度を新設  麻生塾    来春入学者向け、被災状況に応じ校納金免除


 麻生情報ビジネス専門学校や麻生外語観光&製菓専門学校、麻生医療福祉専門学校など県内12専門学校を運営する学校法人麻生塾(福岡市博多区博多駅南2丁目、麻生健理事長)は6月20日、今年4月に発生した「熊本地震」で被災した熊本、大分2県出身の若者を対象に、同塾が運営する専門学校への就学支援を目的とした特待生制度を新設した。
 同制度は被災したことによって進学が困難になった若者に対し、経済的支援のみならず、学業および生活、就労などの支援を通じて「自分の夢の実現をするための一歩を踏み出す機会を提供したい」(同制度入試係)との目的で設立したもの。応募資格は(1)2016年度に高校または中等教育学校卒業見込者、文部科学省実施の高校程度認定試験合格見込者(2)熊本地震で家屋が半壊、全壊の被害者(3)同校の求める学生像に合致する者(4)同校を専願とする者など。選考日程は熊本・大分会場が今年10月10日(出願期間は10月1日~5日まで)、福岡会場が10月22日(同10月1日~19日まで)。免除内容は被災状況に応じて校納金10万円免除から1年次の校納金全額免除まで用意するほか、来年4月入学する際の直営寮の寮費無料(卒業まで)、提携寮の寮費一部免除(1年間)を実施する。選考結果は各選考後2週間以内に郵送で告知する。