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9月中間期決算は3%増の160億円 梅の花


通期は9・9%増の323億円を見込む

湯葉・豆腐料理の和食レストランを展開する株式会社梅の花(久留米市天神町、梅野重俊会長兼社長)の2017年9月期中間決算(16年10月~17年3月)は、売上高が前年同期比3・1%増の160億6800万円、経常利益が同1・47倍の4億4700万円で増収増益だった。

昨年10月に株式会社丸平商店、ヤマグチ水産株式会社、株式会社グッドマークトレーディングの3社(以下、丸平商店グループ)を完全子会社化したことで増収、広告宣伝費や消耗品の見直しなどでコストダウンし営業利益が同1・49倍の4億5300万円、経常利益も増益となった。

下期は6月に梅の花南新宿店、7月に同府中店の出店を予定している。通期は売上高が前期比9・9%増の323億円、経常利益は3・1倍の1億8800万円を見込んでいる。今年4月にサトレストランシステムズ株式会社傘下のすし半事業を買収したが、下期の売上高に与える影響は10億円程度と通期予想の売上高に対して3%程度であり、利益については丸平商店グループとすし半の業績に不確定要素があるため、期首に発表した連結業績予想に変更はない。

同社は1990年1月設立。資本金41億2317万円。従業員656人。店舗数は269。

2017年5月23日発行