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経常益は15・9%増の15億3300万円 大石産業


売上高は172億円で3・9%減

産業用包装資材製造の大石産業株式会社(北九州市八幡東区桃園2丁目、大久保則夫社長)の2017年3月期連結決算は、売上高が前年同期比3・9%減の172億4600万円、経常利益が15・9%増の15億3300万円で減収増益だった。

工業品向けパルプモウルドの需要減、中国・アセアン経済成長の減速や円高の影響による海外商品の販売金額減などにより減収。利益面では国内の高付加価値製品の売り上げ増加および固定費削減や原燃料安による原価改善効果で、営業利益は24・8%増の13億7700万円、当期純利益は11・7%増の10億7600万円となった。事業別では、緩衝機能材事業は売上高が2・1%減の76億7400万円、利益が13%増の8億2400万円、包装機能材事業は売上高が5・1%減の91億3900万円、利益が18・3%増の14億400万円だった。

今期は売上高が7・3%増の185億円、営業利益が1・6%増の14億円、経常利益が4・3%増の16億円、当期純利益が2・2%増の11億円を見込んでいる。

2017年5月23日発行