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法人向けの移動事務所車レンタルを開始 　東京都のオリックス自動車　　　 福岡の全営業所でも導入

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　レンタカー事業などのオリックス自動車株式会社（東京都港区、亀井克信社長）は６月１４日、自社開発の移動事務所車レンタルを開始した。
　主に土木建設事業者の遠方での業務の際、従業員の車での移動に伴う時間や労力の負担軽減を図りたいというニーズが高まる中、車両に必要な設備を組み込み事務所として機能させることで労働効率化をサポートする。車両は営業用バンを改造したもので、事務所機能として収納機能付きの椅子やテーブル、外部電源、エンジン停止時に使用可能な簡易型エアコンなどを装備している。基本料金は１２時間１万３５００円。福岡県でも全ての営業所（福岡中央、福岡、小倉南）で合計１０台導入しており、今後は熊本の震災を受け、熊本市近郊にも新たな拠点を設ける予定。利根川健トラックレンタル本部九州エリア長は「福岡は九州エリアでも車が多く、活気ある街だと感じている。また、熊本の被災地では調査会社などが視察に行く際、トラックが入れない細道でも移動事務所車だと入れるという点で需要が高まっている。今後も多様なニーズに対応し、多くの企業に利用してもらえるよう配車数を増やしていきたい」と話している。