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ペンシルと共同で台湾向けの通販システム開発  アンダス    国内外30社への導入目指す


 ランディングページを中心にウェブマーケティング、プロモーションを手掛けるアンダス株式会社(福岡市中央区今泉1丁目、前田哲郎社長)は6月10日、大手企業を中心にウェブサイトからの売り上げ増や成約アップのコンサルティング実績を持つ株式会社ペンシル(同区天神1丁目、倉橋美佳社長COO)と共同で台湾向け通販専用システム「スマイルツールズ 台湾」を開発、発売した。
 「スマイルツールズ」はアンダスが開発した通販企業向けシステム。一種類の商品だけを販売する単品通販の売り上げ増と、リピート顧客の獲得を目的に、商品を購入するためのカート機能に加え、広告効果分析や顧客分析など、多数のマーケティング機能を備えており、各企業は必要な機能をカスタマイズすることができる。一方、ペンシルでは昨年9月に台湾現地法人を設立し、日本企業の台湾進出を支援しており、同サービスを提供することで進出企業からの要望に応えるとともに、通販文化の醸成や海外展開の足掛かりとする。日本に法人を置いたまま、海外の消費者に商品を提供する場合と、海外に現地法人を設立し、現地で販売拡大を図る場合の両方に対応する。価格は月額9万5000円(税別)~。2017年6月までに国内外の企業30社への導入を目指す。
 アンダスは2004年6月14日設立。資本金1000万円。従業員約70人。16年3月期の売上高は17億5000万円。入電計測ツール「コールマーケティング」や広告最適化ツール「TEGARU」などを展開する。
 ペンシルは1995年2月10日設立。資本金5200万円。従業員130人。2016年2月期の売上高は21億5462万円。20年以上にわたり大手企業を中心に、ウェブからの売り上げや成約をアップさせている。