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肥後銀にセキュアモバイルサービスを提供 　ＱＴＮｅｔ　　　 端末でシステム利用可能に

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　九州電力グループの情報通信事業会社、九州通信ネットワーク株式会社（略称ＱＴＮｅｔ、福岡市中央区天神１丁目、岩崎和人社長）は、６月から肥後銀行（熊本市、甲斐隆博頭取）に「セキュアモバイルサービス」の提供を開始した。
　セキュアモバイルサービスは、インターネットへの接続を遮断したモバイル通信のことで、いつでもどこでも安心してタブレット端末を介した社内の業務システムを利用することができるサービス。肥後銀行では、同サービスの利用で、渉外担当行員が顧客を訪問した際、行内の業務システムを活用し、住宅ローンや各種金融商品、株式などニーズに合った情報を即座にタブレット端末で紹介することが可能となる。万一、タブレット端末の紛失や盗難があった時には、ＱＴＮｅｔのサービスオペレーションセンター（ＳＯＣ）から遠隔操作で、タブレット端末の通信を遮断・利用停止するため、安心して端末を利用できる。
　ＱＴＮｅｔでは昨年９月、福岡空港近くに高信頼度で災害に強い建物・電源設備を備えた最新サービス提供拠点「ＳＯＣビル」が完成。今年３月の約７０人の技術者による２４時間３６５日常駐体制としてグランドオープンするとともに、４月から法人サービスブランド「ＱＴ ＰＲＯ」も立ち上げ、ＢＢＩＱやＶＬＡＮなどの従来の通信ネットワークサービスだけでなく、自治体や企業のＩＣＴシステム構築のサポートやクラウドサービスなど、多様なニーズに適応した最新サービスの提供を開始。１０月からは、法人向けにインターネット接続とクラウド型でセキュリティ機能を提供し、インターネット上での攻撃や情報漏洩を防止する「ＱＴ ＰＲＯ マネージドセキュリティサービス」の提供を開始する予定。