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「九州アメフト界の父に捧げる1勝!」 オーパーツ福岡SUNS


九州唯一の日本社会人アメリカンフットボール(Xリーグ)チーム・オーパーツ福岡SUNS(サンズ、吉野至代表)は6月18日、チーム発起人で、今年1月に肺がんのため死去した、故・桑原直樹氏を偲ぶメモリアルマッチを開催した。

 同チームは今年2月設立のチームで、5月12日から、LED照明商品を扱う㈱オーパーツ(博多区博多駅南、原野猛社長)がメーンスポンサーとなっている。桑原氏は生前、西南学院大学アメフト部監督を10年以上務め、数年前から、九州アメフト界のレベル底上げを目指し、大学チームしか存在しない九州にXリーグ加盟チームの必要性を唱え続けていたが、志半ばで亡くなった。

 

 

 メモリアルマッチでは、桑原氏が率いていた西南学院大と対戦。試合は福岡SUNSが社会人の実力を見せつけ28−7で勝利。この日はチーム発足後初の県内での試合ということもあり、多くの観客が訪れ、ベンチ裏のスタンドからは声援が相次いだ。桑原氏とともに設立を目指していた吉野代表(西南大監督兼務)は「桑原さんはいつまでも私たちの心の中にある」と、今後の九州アメフト界の発展とチームの躍進を誓った。