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非認知能力育成を世界に発信

子どもたちの「非認知能力」育成を軸にスポーツスクールや部活動運営支援を手がける。スクール会員数は7万人突破も視野に入り、部活動運営支援においても累計2,000校超を見込む。今期はニューヨーク支店も開設予定で、海外展開元年としてリーフラスが培ってきた「非認知能力」育成を世界に発信する。

全47都道府県にスクール展開へ

創業時から一貫してきた子どもたちの「ココロに体力を。」というコンセプトのもと、全国でスポーツスクールを展開。昨年の那覇支店開設に続き、今年は石川県にも進出を予定しており、能登半島地震からの復興の一助になるべくスポーツの力での貢献を目指す。スクール事業においてはコロナ禍以降も着実な支持を集めてきたことで、会員数7万人突破も視野に入り、全47都道府県でのスクール体制整備も進めていく方針だ。
昨年11月には、オリエンタルランドグループのコーポレート・ベンチャー・キャピタルである㈱オリエンタルランド・イノベーションズからの出資を発表。「認めて、褒めて、励まし、勇気づける」という指導理念に共感するパートナーが拡大しており、より一層スポーツによる子どもたちの非認知能力向上に取り組み、ソーシャルビジネスカンパニーとして社会貢献に取り組んでいく。

部活動支援は累計2,000校超見込む

部活動支援事業では、現在累計で1,300校以上の運営を受託。今年は東京都品川区、大阪府吹田市と八尾市からの受託も決定しており、さらなる伸長によって累計2,000校超を見込む。また、部活動の地域移行をさらに促進するため、部活動地域移行・地域連携の制度設計や助言アドバイスする統括コーディネーター事業も受託。独自予算で移行を進める市町村と国の補助事業受託契約と両輪で、部活動運営を適正化していく。
「部活動支援の方法に定型の正解はない。当社はこれまでの実績とノウハウから、地域特性や自治体の予算などに合わせた支援スタイルを提案できるのが強み。部活動は子どもたちに大きな影響を与えるものであり、人間性教育のプロフェッショナルとして部活動改革をけん引していきたい」と力を込める。

ニューヨーク支店開設を計画

今年は海外展開元年として、アメリカにニューヨーク支店開設を計画。海外も含めたM&Aを積極的に推進することで、リーフラスが培ってきた「非認知能力」育成を世界に広めていく。その一翼を担うのが、22年間蓄積してきたスクールでの経験値をもとにスポーツ心理学の専門家と共同開発した非認知能力測定システム「みらぼ」だ。学力と違い、数値化が難しかった「非認知能力」を可視化することで、人間性の成長曲線を把握でき、社会で活躍するための力を伸ばすための指導に取り組む。
スポーツを通したソーシャルビジネスカンパニーとして注目が集まる中、さらに強固な組織体制を整備し、「スポーツを変え、デザインする。」という理念を体現していく。

伊藤清隆　社長 いとう・きよたか／愛知県出身、1963年11月21日生まれの60歳、琉球大学教育学部卒。趣味はスポーツと読書。著書に「百パーセント正社員主義」。「ココロに体力を。」をコンセプトとした子ども向けスポーツスクールから事業をスタート。日本スポーツ界に多く見られる体罰や暴言といった根性主義を撤廃し、スポーツを通して子どもたちの非認知能力の育成と部活動改革に取り組んでいる。2016年4月にはテレビ東京系列の人気番組「カンブリア宮殿」に出演した

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募集職種／ソーシャルアクション部門（スポーツ）
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（ふくおか経済EX2024年）