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100周年に向け他に類をみない地場優良企業を目指す
(写真右上)23年6月にリプレイス工事が完了した玉屋ビジョン。
日本最大級となる約600㎡の大型スクリーンとして地域の活性化に寄与していく
(右下)23年10月に玉屋創業の地である旧飯塚本町店の跡地に新設された
金剛館。まちの賑わいの場として、飯塚の地に明るい話題を提供する
福岡・佐賀でパチンコ店を12店舗展開する玉屋。絶えず変化する経営環境にも柔軟に対応しながら、昨年迎えた創業70周年を新たな起点とし、受け継がれてきた創業の精神と70年間培ってきたノウハウ、考え方をさらに進化させ、どこにも真似できないオンリーワン企業を実現する。
山口社長による新体制スタート
余暇市場の多様化による遊技人口の減少など、パチンコ業界を取り巻く環境は依然として厳しい状況だが、長期的なコロナ禍を経て、業界内では広告宣伝規制のルール変更をはじめ、遊技環境や設備面にも変化が見られている。玉やメダルに触れることなく遊技ができるスマート遊技機への移行が加速する中、ユーザーの支持が高いコンテンツも登場しており、売り上げは徐々に回復基調となっている。
昨年、創業70周年を迎えた玉屋は、この節目を起点とし、本年より山口新社長のもと新体制を整えた。新たな企業理念「“もっと”おもしろいこといつもここから」を制定し、①お客様のニーズを捉えた付加価値の追究により、お客様との信頼関係を築き「玉屋ファンを増やす」、②社員が個々の力を発揮し、成長を生み出す「働きやすい働きがいのある職場にする」、③一歩踏み込んだ関わり方で地域の自治体や住民と強固な信頼関係を築き「地域に必要とされる存在になる」という3つのビジョンを重要視し、『他に類をみない地場優良企業』を目指していく。また、中期経営計画の策定、行動指針を「SASUGA7」に集約するなど、早くも先の100周年に向けて活発に動き出している。同時に行われた組織改正については、組織をフラットにすることで、意思の伝達、判断、行動をスピーディーにし、皆でしっかり協議することによりベストな選択を行っていくことを目的としている。
一方、社内では経営幹部が率先垂範する社風改革も推進されている。社員一人ひとりがやりがいを持ち、自由闊達に意見を言い合える、風通しの良い職場環境の構築を図り、全社員が熱意を持って、自分のこととして、誇りを持って仕事ができる組織を目指していく。
(写真)お客様との信頼関係を築き、玉屋ファンの獲得を目指す |
(写真)働きやすい働きがいのある職場づくりを推進 |
地域に必要とされる存在に
昨年6月、創業70周年の記念事業として進められていた、日本最大級となる約600㎡の屋外スクリーンである玉屋ビジョンのリプレイス工事が完了した。8月には飲酒運転撲滅などの警察広報動画を放映し、県民の安全・安心の確保に向けた情報発信を行っていることが評価され、福岡県警察本部より感謝状が贈られた。また、近隣で開催されている中洲ジャズやクロスナイト春吉といった取り組みと連動した動画を放映するなど、地域のランドマークとしての存在感が増している。今後も自社広告は一切流さず、地域の楽しみや情報を伝えるデジタルメディアとして、地域の活性化に寄与していく方針だ。
その他の取り組みとして、玉屋創業の地である旧飯塚本町店の跡地に金剛館(大相撲・二子山部屋 九州場所の稽古場・宿舎)を新設した。九州場所開催期間中に公開された朝稽古には、連日多くの観覧者と報道陣が訪れ、まちの賑わいの場として地域に明るい話題を提供している。地域の方々に「このまちに玉屋があって良かった」と言っていただける企業を目指し、今後も様々な活動を通じて地域への貢献、地域との共生を進めていく。
100周年に向けて目指し続ける姿を明確にし、新たなスタートを切った玉屋は、体質で勝負する“玉屋らしさ”を確立させ、社員一丸となって明るい未来を切り拓いていく。
山口智也 社長 やまぐち・ともや/鹿児島県枕崎市出身。1974年7月17日生まれの49歳。九州大学工学部中退後、2000年12月に入社。室見店店長、本部営業部長兼本店店長などを経て、14年4月執行役員営業部長、17年1月同経営戦略室長、18年1月常務執行役員経営戦略部長、19年3月同経営企画本部長、20年1月常務、22年1月専務。24年1月から現職。趣味は釣り、読書。今年の目標は富士山への登山にリベンジすること |
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(ふくおか経済EX2024年)