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教育と健康を柱に「人生支援企業」としての地位を確立
「明光義塾」を個別指導の九州トップランナーへと成長させるなど教育業界をリード。この教育事業で培ったノウハウは健康を支援する事業開発にも生かされ、教育と健康を柱とした「人生支援企業」としての明確なビジョンを広げ、世界に貢献していく。
個人の目的に合わせて教育はカスタマイズする時代へ
2020年の教育改革では、これまでの知識や技能の習得から、知識を活用した思考・判断・表現力が問われる。アネムホールディングスでは40年前から個別指導にシフトした教育を実践。結果として一人ひとりに寄りそう教育を実現し、教育新時代にもスムーズに対応している。これは「受験合格」という目先の対応ではなく、「子供たちに激動の世の中を生き抜く力を身につけさせる」ための教育支援を貫いてきたことに、教育改革という時代がマッチしたと言っても過言ではない。学習やボランティアなど子供の頑張りに応じてポイントを付与する「教育マイレージ」を導入しているのも、「真の人間性」を育むことに重点を置く同社の当然な発想と言えよう。
現在新たな教育システムとして整備しているのが「個別最適化」。生徒一人ひとりの能力や適性に応じ、学びのアプローチ方法やプログラムをカスタマイズすることで、より短時間で効果的な学びを可能にするという考え方だ。個別(明光義塾)の進捗管理ノウハウ、集団(エディナ)での受験指導、外国人講師による英会話教室(シェーン英会話教室)での英語4技能対策、そして映像コンテンツの全てを持つ同社ならではの強み。子供たちの学ぶ選択肢はさらに広がりそうだ。
教育事業から派生し健康事業も
学びたいのは子供たちだけではない。教育事業で培ったノウハウは対象年齢を広げ、健康的で豊かな人生を送りたいという社会的なニーズも満たすことになる。
健康な食生活をサポートする「タニタ食堂」や健康寿命を延ばすフィットネスやパソコン教室を展開する「V-vivit」はその一環だ。また保養所として癒しや憩いの場を提供する古湯温泉「富士ビラ 山華の正」を運営するほか、将来的には医療事業として世界の医師とネットワークで繋がる病院開設の構想もある。それ以外にも塾の卒業生や大学生講師を対象としたキャリア育成などの就活支援も実施。生徒やOB、その保護者などの強大なヒューマンネットワークを生かしつつ、人々のそれぞれのステージに応じたコンテンツを最大限に活用し人生支援を展開している。
2014年8月に九州1号店として開業し話題を集めた「福岡薬院タニタ食堂」。これを機に健康を切り口とした新たな支援事業がスタートした |
一人ひとりのアイデアが新しい未来をつくる
教育、健康を支援する2つの事業を柱に、関わる全ての人の「幸福」を実現する。この使命を今後も広げるべく、注力しているのが「人」だ。
「教育業界が変わる今だからこそ、若い人のアイデアでこれからの新しい時代を一緒に作っていきたい。会社は道具。自分にしかできないことに思い切ってチャレンジしてほしい」と思いを語る肥川英司経営戦略室代表。一人のアイデアが全く新しいサービスを生み出すこともある。現在は若手が中心となった新しい教育をつくるプロジェクトチームの発足や「教育=固い、難しそう」といった固定概念を崩すべく、学生と直接交流できるイベントにも自ら参加し、熱い志を持った学生との対話の機会を増やすことで教育業界の面白さを伝えている。
「教育改革で問われる思考力、判断力、表現力。実は教務作りに携わる我々こそ一番求められている」と肥川代表。「だからこそ既存の価値観に捉われない、情熱溢れた若い人材とともに新しい教育の姿を描いていきたい」と力強く語った。
定期的に開催される明光義塾のオーナーら約400人を集めた本部総会。今後目指すグループのビジョンをはじめ様々な情報を共有し、教育サービスのさらなる充実に生かしている |
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(ふくおか経済EX2019年)