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設立20周年、全国百貨店のサテライトショップ展開が好調
「大人の装いをトータルコーディネート」をテーマに婦人服の製造、販売を手掛けるワイツーは福岡県内ブティック6店舗で、婦人服の自社ブランドを展開している。
それは、カジュアルからエレガンスまで質と着心地にこだわりトレンドを程よく取り入れた若々しいデザインが特徴のBLUE LABEL、大人のかわいいをコンセプトとし、楽しい気分にさせるmotti、シンプル&ベーシックを基本に程よくトレンドをミックスしたChu・chu・、コンテンポラリーでカジュアル&グラマラスなROUGE collection、シンプルでありながらどこか旬のデザインを取り入れたclichéの5ブランド。
昨年6月に設立20周年を迎えた同社は、一つの目標であった売上高10億円を達成。百貨店が運営するサテライトショップの中での販売が好調、近年までは九州地区だけだった販路を、広島、岡山などの山陽道、東日本エリアへも拡大し店舗も年々増加している。独立前は約20年間アパレル企業の営業マンだった山本社長は「創業時は1人でスタートし専門店の卸をしていた。社員1人ひとりの力のおかげで今まで続けてこれた」と振り返る。
木の葉モール、イオンモール福津、イオンモール筑紫野などの伸びが大きい同社は今後も地域密着の百貨店内サテライトショップの中での出店をしていく考え。売り上げ、在庫、顧客管理の効率の良いシステム導入を進めながら、人材育成やファッションアドバイザーのスキルアップにも励む。
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福岡のアパレル会社は東京・大阪での活躍も多くみられ、若手も頑張っているという
(ふくおか経済EX 2017より)