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アイワグループ(カ)アイワ、ガ)アイワガクエン)
愛和グループ((株)愛和、(学)愛和学園)
〒812-0024 福岡市博多区綱場町1-1 D-LIFEPLACE呉服町5F [MAP]
TEL:092-263-8720
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-新着情報-
コンセプト不動産好調で今期売上高10億上積みへ
木造アパートの一棟売りのビジネスモデルを立ち上げて20年以上が経過した愛和。コンセプト不動産を新たな地域で展開し、供給件数を伸ばす。売上高も過去最高の27億円を突破して勢いにのる中、今期は昨年より10億円の上積みを視界に捉え、目標とする売上高50億円の大台に向けて着実に歩みを進める。
口コミで新規投資家増え、開発・販売で好循環
投資用アパートの全国での供給棟数が300棟を超え、管理戸数は2700戸に及ぶ同社。2017年夏から積極的に展開してきたコンセプト不動産は管理戸数の2割を占めるまでに成長した。
一昨年に北九州市や広島県に進出し、昨年も久留米市内で初となる開発物件が完成。基盤となる福岡市都心部や名古屋地区の土地価格が高騰したことで他エリアへの進出に挑戦する形の方向転換だったが、結果的に昨年は全国で29棟、232部屋を供給することに成功し、大きな成果を生み出している。
物件の供給数が増えたことで業績は底上げされ、23年11月期の売上高は27億円と大きく伸長。今期は10億円の上積みを見込み、「開発物件の入居率の実績が口コミで広がったこと、またイベントやセミナーも積極的に開催したことで、新規投資家とリピーターが増え、開発・販売のプロセスで好循環が働いた」と阿部社長は過去最高業績となった背景を語る。
ゲーム愛好家向け物件を開発
同社のコンセプト不動産は今後も続くとされる少子高齢化を見据え、供給過多による価格競争が予測される若年層向けの大量生産アパートではなく、コストはかかるかもしれないが、入居者の好みに合わせた個性ある物件を開発することで、入居者定住と資産価値を高める目的で開発された。
料理好きのために、キッチン周りを広く確保した「デリカ」プラン、おしゃれ好きのための「衣裳部屋」プランなど居住者のニーズを満たす約17種類のラインナップを取り揃え、万人受けではなく、あえてターゲットを絞り込むことでニーズに徹底的に応えて差別化し、入居率99%の高さを誇る。
また、今年はゲーム愛好家の入居を想定した「ゲーマープラン」を新たに開発。今や娯楽の域を超え、スポーツとして国際大会の開催や専門学校の開設など、市場規模も拡大するゲーム界隈をターゲットに、同社がスポンサードするeSportsチーム「DELTA」が遮音システムやゲーミングデスク周りの設計を監修。小倉駅から徒歩11分の立地に建設中の物件は今年5月完成予定で、今後投資家の要望があれば、積極的に展開していく計画だ。
(写真)新たなコンセプト不動産「ゲームプラン」はゲーム愛好家をターゲットにした物件 |
挑戦する社員を後押し、新体制構築へ
ゲームプランを発案したのは同社のゲーム愛好家の社員。趣味が講じて「ゲーマーにとって痒い所に手が届くような理想の物件をつくりたい」という想いでプロジェクトに携わった。同社ではこのような人材の成長を促す取り組みも近年強化しており、阿部社長は「昨年35人だった人員を今年から42人に増員したことで、社内に新たな風が吹き、社員たちの意識に変化が生じている。同じ仕事を続けていたら、社員の可能性を閉ざすことになるので、新たな挑戦を会社が後押しすることで、優秀な人材を生み出し、将来的には不動産、学校法人の代表を社員が務めグループ全体で成長していきたい」と新体制構築に意欲を見せる。
グループのもう一つの柱である㈻愛和学園でも、初の試みとして県外進出を検討し、準備を進めている。
また、過去卒業生19,000人のコミュニティーがなかった点に着目し、SNSなどを通じてコニュニティーを設立。リアルイベントの開催も計画しており、世界各地に広がる卒業生たちとコミュニケーションを取って連携を深めていくことで、新規事業や学校事業の海外展開など、新たな可能性を模索していく。
阿部大輔 社長 あべ・だいすけ/1980年10月6日生まれの43歳。福岡市出身。県立香住丘高校卒。2008年同社に入社。15年6月から専務を務めていた。趣味はキックボクシング、ウェイクボード、ドライブ |
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