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スポーツ専用の映像分析ビデオカメラを一新  スポーツセンシング    ターゲット層広げ販路拡大目指す


 スポーツ計測用電子機器製造・販売の株式会社スポーツセンシング(福岡市南区向野2丁目、澤田泰輔社長)は2月22日、スポーツ専用の映像分析ビデオカメラをリニューアルした。
 商品名は「Sports Coaching VIEWER Ver.2.5」。スポーツコーチングは株式会社JVCケンウッド(神奈川県横浜市、辻孝夫社長)と共同開発したもので、アスリートのパフォーマンス分析ツールとして提供している。
 これまでは撮影した動画を見るためには一度パソコンへ取り込むなど時間を要していたが、近接無線技術搭載のアダプタを設置することで、映像情報をタブレット端末に無線転送できる仕様に変更。これにより操作の煩雑さを解消するだけでなく、トレーニングや試合中での映像を用いたフィードバックの時間短縮も可能となったことで操作・利便性を向上し、スポーツ愛好家や小規模サークルなど、ターゲット層の裾野拡大につなげる。価格は30万円(税抜)。澤田社長は「パソコン操作を無くすことで、映像を用いたスポーツコーチングをよりシンプルに提供できるようになった。今後はプロに限らず、自身のパフォーマンスを向上したい方にも使ってもらいたい」と話している。