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高森町と包括的連携協定を締結 熊本の熊本学園大学 通算11例目
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熊本学園大学(熊本市中央区大江2丁目、幸田亮一学長)は3月13日、阿蘇郡高森町(草村大成町長)と包括的連携協定を締結した。同大学が連携協定を結んだのは熊本市、人吉市、合志市、菊陽町、山鹿市などの9自治体および熊本県工業連合会に次いで11例目となる。
同大学および高森町管内における復興・発展、それに伴う交流・連携を強化することで、地域振興促進や地場産業の活性化を図るのが狙い。高森町は熊本地震の影響で阿蘇大橋や南阿蘇鉄道などの交通インフラ被害を受けており、現在も住民生活や主要産業である観光業に大きな影響を及ぼしていることから、早期復興を掲げる同町の課題解決に向けた取り組みを推進する。
今回の提携を機に、吉川晃史准教授(大学院会計専門職研究科/専門:管理会計)が担当する同大学商学部ゼミ学生3人が新会社「株式会社NUMA(ヌーマ:沼亨晴社長)」を高森町に設立。阿蘇地域の地域振興・文化継承を目的に高森の素材を活用した商品の企画・販売、田楽文化の継承など阿蘇エリア観光資源のブランディング活動を実施する方針。