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東浜2丁目の新物流センターが完成 ジェネック 3月末


 港湾運送・海運・倉庫業の株式会社ジェネック(北九州門司区港町、荒木敦社長)が福岡市東区東浜二丁目に建設している新物流センターは、三月末に完成した。
 場所は東浜ふ頭。建物は四階建てで延べ床面積一万七千五百七十六平方メートル、一階は事務所と倉庫、二、三階はそれぞれ四千二百平方メートルの倉庫、四階は八百二十五平方メートルの定温倉庫四カ所。センター内には垂直搬送機二基、エレベーター二基を備えている。新物流センターは、年々増加する博多港の国際貨物に対応する目的で設置するもの。
 同社では「荷さばき・保 管・流通加工・配送など、多機能を備え、流通プロセスを短縮化、流通在庫と輸送コストの削減を実現できる」としている。
 同社は一九〇七年創業、四九年三月設立、資本金は二億四千二百万円、従業員数は四百七十六人、〇二年二月期の売上高は百六十億六千万円。
 荒木社長は一九四六年十月十七日生の五十七歳、福岡市出身、九州産業大学卒、趣味は写真。

2003.03.18 発行 週刊経済より