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北九州エコタウンに空容器リサイクルセンターを建設中 コカ・コーラウエストジャパン 総工費は3億6000万円


 コカ・コーラウエストジャパン株式会社(福岡市東区箱崎七丁目、末吉紀雄社長)は、北九州市若松区の北九州エコタウン地区に、空容器の回収・分別施設「北九州さわやかリサイクルセンター」を建設している。総工費は三億六千万円、完成予定は今年十月。
 福岡、佐賀県下の二十四営業所で回収した空容器は、まず磁選機でスチール缶を選別した後、手作業およびアルミ選別機でPET、白ビン、茶ビン、その他のビン、アルミ缶に選別する。そして、缶類はプレス処理、PETは減容処理し、再処理施設や再生工場へ搬出する。敷地面積は三千三百五十、延床面積は工場棟千百七十一平方メートル、事務棟百十九平方メートル。処理能力は年間一万トン(一日四十トン)。運営(リサイクルセンターの工務作業)はロジコムジャパン株式会社(広島市)、有価物事業(アルミ、スチール、PETのインゴット売却)は伊藤忠商事株式会社(東京都)が担当する。

2003.04.30 発行 週刊経済より