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中央区薬院4丁目に介護付き有料老人ホーム 新陽 05年3月オープン予定


 有料老人ホーム「アビタシオン博多」を運営する株式会社新陽(福岡市博多区金の隈三丁目、喜多岡陽子理事長)は、同市中央区薬院四丁目に介護付有料老人ホームの開設を計画中で、二〇〇五年三月オープンを目指す。同社では二カ所目の有料老人ホーム。
 場所は薬院大通り交差点近く。都市基盤整備公団が建設するビルの三階から十三階までを買い取って利用するもので、延べ床面積は約六千三百平方メートル。計画では三階に要介護認定者が対象のユニットケア式居室を十三戸、五階から十三階には入居時に身の回りのことができる人が対象の居 室六十三戸を設ける予定で、総戸数は七十六戸。四階はロビー、事務所、共有スペース、屋上は共有スペースとして利用する予定。この建物は二〇〇五年の春に開通する市営地下鉄三号線の薬院駅と連結する。総事業費は約二十八億円。同社では「入居者の外出や家族との交流を大切にするために交通など利便性がよい都心部に開設する」と話している。
 同社は一九八二年設立、資本金は一億円、売上高は七億九千七百万円(十四年三月期)、従業員数は八十四人。

2003.07.1 発行 週刊経済より