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東京都内に居酒屋2店舗の出店を計画 ジェイアール九州フードサービス 今期売上2割増目指す


 JR九州グループで、九州、関東に飲食店五十一店舗を展開するジェイアール九州フードサービス株式会社(JR九州FS、福岡市博多区博多駅東一丁目、秋月久二社長)は今期、東京都内に居酒屋二店舗の出店を計画している。
 昨年二月から、和食系の居酒屋「うまや」を、東京都内の赤坂、銀座など三カ所に出店、好調なことから、さらに二店舗を計画する。今年十一月をめどに「うまや西麻布店」(仮称、港区西麻布、百十席)、今年度中をめどに「北千住店」(仮称、詳細未定、約七十席)を開店する計 画。歌舞伎役者の市川猿之助氏と、特急「白いかもめ」などJR九州の車両デザインを手がけたデザイナー水戸岡鋭治氏が監修した内外装が特長。このほか、既存店で、駅構内や近隣にある焼鳥屋「驛亭」、ラーメン店、うどん屋などの改装や業態の見直しを進め、今期の売上高は前期比二割増の四十億円を目指す。
 同社は一九九六年二月、JR九州の外食事業部から分離して設立、同年四月創業、資本金は三億二千万円(JR九州全額出資)、売上高は三十三億三千二百万円(〇三年三月期)。
 秋月社長は、四八年五月十一日生まれの五十五歳、大分市出身、福岡大学経済学部卒業。趣味はゴルフ。今年六月一日付けで、JR九州本社 取締役事業開発本部副本部長から、本社非常勤取締役兼JR九州FS社長に就任した。

2003.09.17 発行 週刊経済より