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10月10日、大野城市の大型結婚式場をオープン メモリード福岡  葬祭場と合わせて9カ所目


 冠婚葬祭互助会事業の株式会社メモリード福岡(福岡市中央区警固三丁目、吉田茂視社長)は十月十日、大野城市雑餉隈三丁目に建設していた大型結婚式場をオープンした。
 これはメモリードグループ(長崎県西彼杵郡長与町)の現地法人である同社が管轄する福岡県および佐賀県唐津地区内で二カ所目の結婚式場で、葬祭場七カ所と合わせて九ヵ所目の施設となる。総事業費は約二十億円。福岡市、大野城市、春日市、筑紫野市、太宰府市、糟屋郡、筑紫郡および久留米市一部を商圏としている。
 場所は県道一一二号線沿い、山田交差点と錦町一丁目交差点間の一角。敷地面積は二千九百二十二平方メートル、建物は三階建てで、延べ床面積は二千九百二十二平方メートル。施設名は「ロイヤルチェスター福岡」。一階はロビーラウンジと庭園、客席数五十二席のイタリアンレストラン、百十二人収容可能な披露宴会場一室、インフォメーション、予約コーナー、応接室、事務所、厨房。二階は九十六、五十六人および、合同収容可能な披露宴会場二室、厨房、控室、着付室、美容室となっている。三階はチャペル、控室などとなる。

 9月2日時点で予約組数は160組超

 また、同結婚式場の初年度の予約組数は、九月二日時点で百六十組を突破した。
 順調に推移しており、十月七日のオープニングセレモニーまでに予約数三百組を目指している。初年度の利用客目標は五百組。
 なお、同グループでは同じく十月上旬に宮崎県都城市の結婚式場を約 四億円かけて改装オープン。これまでの百四十人収容可能な披露宴会場二つに加え、二百二十人が収容できる大宴会場を設置。また、十二月上旬には群馬県太田市に、約二十億円かけてグループ最大規模の結婚式場をオープンする。敷地面積は約七千六百平方メートル、建物は三階建てで、延べ床面積は約五千三百平方メートル。ヨーロッパの宮殿風の作りになっている。  同社は一九九六年九月設立、資本金は五千万円。

2003.09.24 発行 週刊経済より